銀行印 人気の書体

銀行印 人気の書体

私達が頻繁に目にする銀行印ですが、この銀行印の書体に種類があるのをご存じでしょうか?

個人が使う銀行印の文字の書体は、大きく分けて4つのタイプに分類する事が出来ます。

その4つのタイプとは
  • 篆書体(てんしょたい)
  • 吉相体(きっそうたい)
  • 古印体(こいんたい)
  • 隷書体(れいしょたい)
です。

読みやすさ重視の書体

銀行印としては、読みやすい古印体という書体が人気があります。
また、古印体は日本独自の書体で典雅で気品があります。

一方で古印体は読みやすい反面で偽造されやすいという欠点も持っています。

偽装防止の書体

最近では複雑で判別しづらい篆書体や吉相体で銀行印を造る方も増えてきています。

篆書体とは、日本の紙幣にも使われている旧漢字で、中国由来の漢字です。
字画が多く複雑な形をしているので、彫るのに技量が必要で、その分偽造がしにくくなっているのです。

吉相体は、篆書体をモデルに江戸時代の日本で考案された書体で、印面に隙間なく文字が彫られています。
歌舞伎や落語家の役者の看板は、隙間なく太字で誇張されて書かれていますが、あれが吉相体なのです。

文字を隙間なく埋める為に、デフォルメが行われ、それがアートのような雰囲気を持っていてユニークでもあります。
また、吉相体は縁起のよい書体とも言われ、厄除け開運の意味で吉相体の印鑑を造る方もいらっしゃいます。